ESP32 FreeRTOSを WSLで利用の覚書

ESP32 用 RTOSは2つある。

  1. Arduino 付属の FreeRTOS
  2. AWS 提供の ESP32用 FreeRTOS

1)Arduino 付属の FreeRTOS

スケッチ例からサンプルを利用できる。

サンプルには特に importなしで利用している。xTaskCreatePinnedToCore()を setup()で設定。loop() は空。

2)AWS の FreeRTOS

下記ブログが一番わかりやすかった。

以下メモ書き。

Amazon FreeRTOS と ツールチェインをそれぞれgithubと Espressif社サイトから ダウンロードが必要。

今回はWSL(Windows Subsystem for Linux)で利用した。理由はMSYSが嫌だったから。 Standard Setup of Toolchain for Linux は 64-bit Linux を利用。

WSLで利用するときの留意点のメモ。

  • Windowsのシリアルポートが利用できる
    • COMnはWSL上では ttySn で接続される。例えばCOM3ならば シリアルデバイス名 は /dev/ttyS3 。WSLにUSBシリアルドライバは追加不要なので楽。
  • WSLのファイルは ルートがAppdataの深く下にある。
    • C:\Users\(userid)\AppData\Local\Packages\CanonicalGroupLimited.Ubuntu18.04onWindows_79rhkp1fndgsc\LocalState\rootfs がルートになる。ファイルは直接操作可能。
  • make flash monitor が便利。 flashに書き込んでそのまま シリアルモニターできる。独立しては make monitor とか。終了は Ctl + ] 。
  • デモのサンプルは下記など。更新後はmake clean必要でちょっと面倒。
    • ~/amazon-freertos/demos/espressif/esp32_devkitc_esp_wrover_kit/make/make.c
    • ~/amazon-freertos/demos/common/demo_runner/aws_demo_runner.c

参考

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