schtasks 覚え書き

Win2003 での覚え書き
schtasks で毎日18時にsystem権限でスクリプトを実行するとき

C:scripts> schtasks /create /tn “DelLog” /tr “cscript.exe C:scriptsDelLog.vbs test” /sc daily /st 18:00 /ru system

情報: スケジュール タスク “DelLog” はユーザー名 (“NT AUTHORITYSYSTEM”) で作成されます。
成功: スケジュール タスク “DelLog” は正しく作成されました。

> SCHTASKS /?

SCHTASKS /パラメータ [引数]

説明:
管理者がローカルまたはリモートのシステム上のスケジュール タスクの作成、
削除、クエリ実行、変更、実行および終了を行います。AT.exe の代用です。

パラメータの一覧:
/Create スケジュール タスクを新しく作成します。

/Delete スケジュール タスクを削除します。

/Query スケジュール タスクをすべて表示します。

/Change スケジュール タスクのプロパティを変更します。

/Run 今すぐスケジュール タスクを実行します。

/End 現在実行中のスケジュール タスクを停止します。

/? このヘルプを表示します。

例:
SCHTASKS
SCHTASKS /?
SCHTASKS /Run /?
SCHTASKS /End /?
SCHTASKS /Create /?
SCHTASKS /Delete /?
SCHTASKS /Query /?
SCHTASKS /Change /?

> SCHTASKS /Create /?

SCHTASKS /Create [/S システム [/U ユーザー名 [/P [パスワード]]]]
[/RU ユーザー名 [/RP パスワード]] /SC スケジュール [/MO 修飾子] [/D 日]
[/M 月] [/I アイドル時間] /TN タスク名 /TR 実行タスク [/ST 開始時刻]
[/RI 間隔] [ {/ET 終了時刻 | /DU 継続時間} [/K] ]
[/SD 開始日] [/ED 終了日] [/IT] [/Z] [/F]

説明:
管理者がローカルまたはリモートのシステム上にスケジュール タスク
を作成します。

パラメータ一覧:
/S システム 接続先のリモート システムを指定します。
システム パラメータを省略すると
既定値によりローカル システムになります。

/U ユーザー名 コマンドが実行されるユーザー
コンテキストを指定します。

/P [パスワード] 指定されたユーザーのコンテキストの
パスワードを指定します。省略すると入力が
促されます。

/RU ユーザー名 タスクの実行に使う実行ユーザー アカウント
(ユーザー コンテキスト) を指定します。
システム アカウントの有効な値は “”、
“NT AUTHORITYSYSTEM”、または
“SYSTEM” です。

/RP [パスワード] 実行ユーザーのパスワードを指定し
ます。パスワードを要求するには、
値は “*” または空である必要があ
ります。システム アカウントではこの
パスワードは無視されます。

/SC スケジュール スケジュールの頻度を指定します。
有効なスケジュールの種類は MINUTE、HOURLY、
DAILY、WEEKLY、MONTHLY、ONCE、
ONSTART、ONLOGON および ONIDLE です。

/MO 修飾子 スケジュールの種類を詳細に指定して、スケ
ジュールの頻度に関してより細かな制御を行
います。有効な値は、下の “修飾子” の節に
記述されています。

/D 日 タスクを実行する曜日を指定します。
有効な値は MON、TUE、WED、THU、
FRI、SAT および SUN です。
毎月の指定 (MONTHLY) の場合は、
日を 1 から 31 の間で指定します。ワイルド
カードを使うとすべての日を指定できます。

/M 月 月を指定します。
既定の日は月の最初の日になります。
有効な値は JAN、FEB、MAR、
APR、MAY、JUN、JUL、AUG、SEP、OCT、
NOV および DEC です。ワイルド カード
“*” を使うとすべての月が指定できます。

/I アイドル時間 待機するアイドル時間を指定します。
このアイドル時間の待機後にスケジュール
された ONIDLE のタスクが実行されます。
有効な範囲は 1 から 999 分です。

/TN タスク名 このスケジュール タスクを一意に
識別するための名前を指定します。

/TR 実行タスク スケジュールされた時刻に実行する
プログラムのパスおよびファイル名を指定し
ます。
例: C:windowssystem32calc.exe

/ST 開始時刻 タスクを実行する開始時刻を指定します。
時刻は HH:mm の形式 (24 時間形式) で指定
します。たとえば午後 2 時 30 分の場合は
14:30 と指定します。既定値は現在の時刻です。

/RI 間隔 繰り返す間隔を分で指定します。
これは次のスケジュールの種類には適用できま
せん: MINUTE、 HOURLY、ONSTART、ONLOGON、
ONIDLE
有効範囲: 1 – 599940 分
/ET または /DU が指定されている場合、
既定値は 10 分になります。

/ET 終了時刻 タスクの実行を終了する時刻を指定します。
時刻は HH:mm の形式 (24 時間形式) で指定
します。たとえば、午後 2 時 50 分の場合は
14:50 と指定します。これは次のスケジュールの
種類には適用されません: ONSTART、ONLOGON、
ONIDLE。

/DU 継続時間 タスクを実行する継続時間を指定します。
時間は HHHH:mm の形式です。
これは /ET と共には適用されません。また
次のスケジュールの種類には適用されません:
ONSTART、ONLOGON、ONIDLE。
/RI が指定された場合は既定値は 1 時間
になります。

/K 終了時刻または継続時間にタスクを終了します。
これは次のスケジュールの種類には適用されま
せん: ONSTART、ONLOGON、ONIDLE。
/ET または /DU を指定しなければなりません。

/SD 開始日 タスクを実行する最初の日を指定
します。形式は yyyy/mm/dd です。
既定値は現在の日付です。
これは次のスケジュールの種類には適用されま
せん: ONCE、ONSTART、ONLOGON、ONIDLE。

/ED 終了日 タスクを実行する最後の日を指定
します。形式は yyyy/mm/dd です。
これは次のスケジュールの種類には適用されま
せん: ONCE、ONSTART、ONLOGON、ONIDLE。

/IT ジョブの実行時に /RU ユーザー
が現在ログオンしている場合にのみ、
タスクが対話的に実行されるようにします。
このタスクは、ユーザーがログインしている
場合にのみ実行します。

/Z タスクを再度実行するスケジュール
がない場合に、タスクを削除します。

/F 指定したタスクが既に存在する場合、
タスクを強制的に作成し、警告を
抑制します。

/? このヘルプを表示します。

修飾子: /MO スイッチでスケジュールの各種類に利用できる値:
MINUTE: 1 から 1439 (分)
HOURLY: 1 から 23 (時)
DAILY: 1 から 365 (日)
WEEKLY: 1 から 52 (週)
ONCE: 修飾子なし
ONSTART: 修飾子なし
ONLOGON: 修飾子なし
ONIDLE: 修飾子なし
MONTHLY: 1 から 12 (月) または
FIRST、SECOND、THIRD、FOURTH、LAST、LASTDAY

例:
==> リモート コンピュータ “ABC” にスケジュール タスク “doc” を作成し、
ユーザー “runasuser” の下で 1 時間ごとに notepad.exe を実行します。

SCHTASKS /Create /S ABC /U user /P password /RU runasuser
/RP runaspassword /SC HOURLY /TN doc /TR notepad

==> リモート コンピュータ “ABC” にスケジュール タスク “accountant”
を作成し、開始日と終了日の間、指定された開始時刻から終了時刻の
間で 5 分ごとに calc.exe を実行します。

SCHTASKS /Create /S ABC /U domainuser /P password /SC MINUTE
/MO 5 /TN accountant /TR calc.exe /ST 12:00 /ET 14:00
/SD 2002/12/30 /ED 2002/12/30 /RU runasuser /RP

==> スケジュール タスク “gametime” を作成し、毎月第 1 日曜日
にフリーセルを実行します。

SCHTASKS /Create /SC MONTHLY /MO first /D SUN /TN gametime
/TR c:windowssystem32freecell

==> リモート コンピュータ “ABC” にスケジュール タスク “report”
を作成し、毎週 notepad.exe を実行します。

SCHTASKS /Create /S ABC /U user /P password /RU runasuser
/RP runaspassword /SC WEEKLY /TN report /TR notepad.exe

==> リモート コンピュータ “ABC” スケジュール タスク
“logtracker” を作成し、指定の開始時刻から 5 分ごとに
notepad.exe を実行します。/RP パスワードの入力を促され
ます。

SCHTASKS /Create /S ABC /U domainuser /P password /SC MINUTE
/MO 5 /TN logtracker
/TR c:windowssystem32notepad.exe /ST 18:30
/RU runasuser /RP

==> スケジュール タスク “gaming” を作成して freecell.exe を毎日
12:00 に開始し、自動的に 14:00 に終了するようにします。

SCHTASKS /Create /SC HOURLY /TN gaming /TR c:freecell /ST 12:00
/ET 14:00 /K

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